のど自慢大会に出場したい薬剤師さん

カラオケが大好きで大好きでたまらない薬剤師の知り合い。

彼は休みの日になると必ず自宅から近所にあるカラオケ喫茶で歌いまくっていたのです。

あまりにもカラオケが好きすぎる彼を見たカラオケ喫茶のオーナーさんは彼に対して『のど自慢大会に1度でいいからチャレンジしてみないか?』と誘ってきたのです。

最初のうちは薬剤師である自分自身のことを気にして、のど自慢に出場することを躊躇っていた薬剤師さんでしたが、カラオケ喫茶のオーナーによるしつこい説得により、その薬剤師さんはとうとう出場を決意したのです。

それからの毎日は本業の薬剤師のお仕事が終わるたび、カラオケ喫茶で練習を繰り返す日々が続きました。

ある意味プロよりもプロっぽいハードスケジュールをこなしていた薬剤師さん。

頑張りまくる彼の姿を見ていると、何だかコチラまで勇気が湧いてきてしまいました。

知らず知らずのうちに彼の本業はプロの歌手にしか見えなくっていたボク。

ほぼ毎日、ボクも自分の仕事が終わるとカラオケ喫茶へ行き、薬剤師さんの練習を見守ってきました。

そしていよいよ予選の日が訪れたのです。

のど自慢大会といえば日本国民に愛され続けている大きなイベントなので、予選会場にはめちゃくちゃ沢山の人が来ていました。

あまりにも迫力のある会場の雰囲気に圧倒されまくっていた薬剤師さん。

そんな空気をスグに察知したボクは薬剤師さんの背中を優しくトントンと叩きました。

すると笑顔で『どうもありがとうございます』と言ってきてくれた薬剤師さん。

その優し過ぎるスマイルを見たとき、この人には絶対のど自慢大会の本選に進んでほしいと思いました。

結果は残念ながら予選通過ならずでしたが、また次のチャンスを目指して薬剤師さんは頑張るとボクたちに誓ってくれたので、ボクも全力で薬剤師さんを応援し続けます。

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