「わたしの本の空白は」

近藤史恵さんの「わたしの本の空白は」を読みました。
主人公の南は目覚めたら自分が誰なのか、忘れていました。
そこからのスタートで、さすが近藤さん!とワクワクしながら読みました。
もともと好きな作家さんなので、大いに期待できます。
記憶がないという人に、嘘をついても真実はわかりませんよね。
まず誰を信用すればいいのか、そして夫とは違う別の男性のことを夢見るという展開です。
面白かったんですよ。
途中までは。
南だけの視点だったら良かったのに、謎の男と出会う女性の視点も入ってきてそこからはなんとなく低速飛行。
謎の男が夫の弟ってところくらいまでは良かったけど、なんともしっくりこない終わり方でとても残念でした。
私の希望はもっと他のオチだったので・・・。